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かげちんブログ

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日本語崩壊(前編)

「日本語崩壊」と言っても、世間でよく言われるような「その言葉は、本来の意味とは違う意味で使われているぞ。」とか、そんな難しい事を言いたいワケではない。
もっともっと基本的な話である。
実は最近個人的には、本当に困っている事なのである。

先日の一例を以下に挙げる。
(念のため申し上げておくが、以下にあげる作家さんの悪口とか愚弄とかではない。あくまで一例)

先日、とある作家さんのところで原稿の手伝いをすることになった。
厳密に言えば、ウチは原稿の色付け(トーン作業)をすることになっていた。
その時の話である。
登場人物(ヒロイン)の髪の毛の色が指示表に書かれていなかったので、
「この娘の髪の毛の色は、何色ですか?」と質問した。
「うーん、茶髪ですね。」とのお返事。
ウチは更に、「ええと、濃い茶髪ですか?それとも薄い色の茶髪ですか?」と質問。
この質問に作家さんは、「うーん、僕のイメージでは、西川さんを想像したんですがね。」と言ってきた!
「ごめんなさい、答えの意味が全く分りません!」
ウチは笑い半分に、胸の前で大きく腕を交差(バッテン)をして、そう叫んだ。
いろいろとオカシイ!

ウチは、「濃い茶髪ですか?それとも薄い色の茶髪ですか?」と質問したのである。
その質問に「はい、薄い茶髪です。」
或いは「どちらかといえば黒に近い茶髪です。」
これらの答えならば解る。
「西川さんを想像したんですが。」とは、どーゆー意味だろうか?
質問と答えが、どこも噛み合っていない!
それともう一つ!「西川さん」て、どこの誰だ!?
お向かいに住んでいる「西川さん」なのか、アニメかドラマに登場人物として出ていた「西川さん」なのか、TMレボリューションの西川ちゃんの事なのか、それとも作家さんの初恋の人で「西川さん」という人でもいたのだろうか?
よくよく聞いてみると、どうやらテレビタレントで女医の西川史子さんの事らしく、彼女の髪の色が一番ヒロインのイメージ像に近い、という事だった。
(それでもウチはテレビを数年見ていないので、西川史子の容姿を思い出すのに3分以上かかった。)

最近この作家さんに限らず、質問に対してちゃんとした答えを返さない人が本当に多いのである。
それどころか「はい」「いいえ」すら言わない。
「Is this a pen?」に対して「yes」「no」を言わないのである。
どこをどうスッ飛ばしたのか「鉛筆のほうが便利だよw」などと言ってきたりするのである。
「これはペンなの?ペンじゃないの?」と質問しているのである!
鉛筆が便利かどうかなんて誰がきいた!?
「何に使うの?」とコッチの質問に答えないうちから逆に質問してきたりする者までいる。何に使うかはコッチの質問に答えてからの話だろう。
人によっては「ペンかどうか訊いているんだ!それに俺がペンを何に使おうが、お前には関係無い!」となったりする事もある。
肛門に刺すのかもしれない。シャープペンだと危ないから。

「どちらかといえば、この話はコミュニケーション能力に属する事ではないのか?」という意見もあるかもしれないが、最早それ以前の問題である。
相手の日本語を一語一語理解して聞く人が本当に少ない。
「相手が、どういう気持ちで話しているのか?」より前の段階である「言葉そのものの意味」を理解せずに聞いている人が多いのである。
だから、何となくフンイキだけを聞いて、どんどん自分の頭の中で勝手な解釈と思考を進めてしまい、その末にワケのワカラナイ返事をしたりする。
もはや日本語が通じていない、と言っていい。

ちなみにウチが、以上の事が日本一できていない人を挙げるとすれば、野田総理を挙げる。
もっとも彼の職業は政治家だから、ワザとそうやってケムに巻いているのかもしれんが、一度よく聞いてみ。質問と答えがまるで噛み合ってないから。

長いので、次の話は後編で。

| 戯言 | 14:48 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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